5月に小さな淡緑色や赤みを帯びたほとんど目立たない直径2cmほどの小さい花をかたまりになって咲かせます。
花後、雄株の花は散りますが、雌株には6月~8月花の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、これが遠くから見ると煙のように見えます。
スモークツリーの名前は、この花後の状態から名づけられたものです。
下は6月29日滋賀県大津市で
やがてこの煙の中に種がちらほらできます。
果実が風に乗って遠くへ飛ばされるようにこんな形になったのではと書かれている説明もありますが、種は比較的大きく風で飛ばされるようには思えません。
種はできても交配していないものは発芽しないと思います。
実生でできた苗には雄株ができますが、多くは雌株が挿し木か接ぎ木てで販売されています。
6月12日滋賀県大津市内で