世界一の成形合成技術によって生み出される天童木工の家具は世界中で高い評価を得ています。
2003年発売 Design:ヤマナカグループ
1961年に開催された第1回天童木工家具デザインコンクールで佳作を受賞した作品ですが、
当時の技術的な問題で製作できなかった幻のスツール。
ねじれたような同形の3枚の成形合板を組み合わせて、
オブジェのような複雑なフォルムをつくり出しています。
2009年、フランスのパリで開催された展示会がきっかけで、
フランスの装飾美術館のパーマネントコレクションに選定されました。
表面に見える木目は選りすぐりの3種類。
複雑な形状をより際立つよう、天童木工の職人がこだわり抜いた樹木を使っています。
デザインしたのは、当時3人の学生。
現在は建築家やデザイナーとして活躍されています。